↓続きで書いてたら突っ込みが長くなって、重かったのでわけてみた(爆)
あまりクサナギが好きではないので、見るかどうするか迷ってはいたんだけど、堤真一は好き。
あのなんだかノーブルな感じが好きなんだけど、
六本木の某有名社長がモデル、IT業界が舞台、そしてフジテレビってことで見なきゃ~
って思ったんだけど…ヒドイなぁ…。
正直かなりヒドイ。
堤氏演じる社長は描かれ型が半端。あれは憎まれ役にしたかったのか?だとしたら失敗しているし。
ITの成功している会社が、サーバーにハッキングされたような状態。まずありえん。
パニックになる社内、電気落としてなおるかもって、会社の電気を消すスタッフ。
「は??」
サーバーのリブートじゃなくて??てか、リカバリーするだろふつー。
バックアップマシンがあるでしょ。「ITの会社」つーあいまいなくくりの感じだったから、分かりませんが、今時一般企業でもバックアップ機あるって。
んで、ねじ屋の息子で、一警備員のクサナギ(しかも会社の要注意人物リストに載ってる不審者)が通りかかって、クラッシュしたサイト見て、見ただけで、これはハッカーじゃない、新種のウィルスだよ、かなんか言って、いきなりオフィス内の端末に触り、プログラムにアクセスはじめる。
10分しかないの!と叫ぶ社員を尻目にあっという間にプログラムを書き換え(?たのか?)会社の危機を救う。
翌日、実はこの男は6年前に注目されたプログラマーだったことが判明。
もうね、突込みどころ多過ぎて、怖い。
あのね、まず不審者と、ビルのテナントが考えているなら、その時点でガードマンはクビ。てかまず雇われません。
それから、IT企業内、オフィスにたとえ警備員でも気軽には入れません。
IDカードの何重にも認証があるはず。
つーか、なんで、サーバーがクラッシュしたことで、直せる人がいないの?
直そうと正しく判断出来る人間がいないの?
お前の会社にはネットワーク管理者はおらんのかっ!
新しいサイトの立ち上げの場面なのに?!デザイナー、管理者、だれも?
極めつけ、オフィス内のその辺の端末から、いきなりプログラムにアクセスできるのか!
しかもPWもコードもなし?
どんなオープンなネットワークだそれ(笑)
で、10分で直せたらしい、ほーそれは天才だなぁ。。。ってリアリティないわ!
しかも、6年前のプログラミング技術。最新のウィルスのプログラムも、最新の”IT企業の”サイトの構造なんて、そう簡単にわかってたまるかっ!
もうさー、フジテレビさー。
ドラマ制作班。頼むから誰かコーディネーターとか、アドバイザーとかいれて?
子供の学芸会じゃないんだからさ。
いくらフィクションでももうちょっとリアリティってものを入れてくれないとさぁ。
ほんとに。
ありえなさ過ぎだから。