名古屋テレビさんの東京支社に今週末放映のスペシャルドラマ「ガンジス河でバタフライ」の試写で行ってきました。
【ストーリー】
大学3年生の主人公・てるこは素直で明るい性格のお調子者だが、実は人一倍センチでかなりの小心者。
調子に乗りやすく、勢いで何かをしては後で軽率な行動を後悔するタイプ。
世界を放浪していた兄に影響され、いつかは自分も旅に出たいと思っているが、今ひとつ勇気が出ず、
普通の女子大生としての日常に甘んじていた。そんなてるこだが、就職活動の面接でつい「ガンジス河で
バタフライしました!」と言ってしまう。
これを機にインド行きを決意したもののすっかり不安になったが、今まで特に何も自慢できる事がない
というコンプレックスもあり、ありったけの勇気をふり絞り初めての海外「インド」へひとり旅立つ。
てるこの一世一代の大冒険が始まる!
【出演者】
長澤まさみ、 塚本高史、中谷美紀、竹下景子、石橋蓮司、荒川良々
【レビュー】
主演の長澤まさみはとにかく今までのイメージから全然違う、はっちゃけたコメディで泣いたり喚いたり叫んだりしてます。
ちょっとかわった(お馬鹿な)女の子の役で若干「のだめ」っぽい雰囲気がありますね。
アクションもありで、酷暑の元、衛生的にも問題があるような環境ですから、撮影は相当過酷だったようですが、すごいがんばっていたみたいです。
プロデューサーに色々撮影のこぼれ話も聞かせてもらったのですが、バタバタと人が倒れたり、
十数人も点滴を受けたり、ということがあったようです。
ほぼインドロケなんですけど、現地のインド人を使っているらしく、たどたどしい演技のインド人が
笑えます。
撮影はほぼ順撮りで行われたようで、撮影が進んでいくにしたがって、たくましくなっていくテルコの様子はある意味、たくましくインドになじんでいく長澤さんの姿が少なからず反映されていると思いますので、是非そこも見てほしいです。
脚本はクドカン、原作があるらしいんですが、私は読んだことがないんですが、原作とはちょっと変わっている点があるようです。インド人のギャグはインド人がリアルに使っていたギャグを使ってるらしいです(笑)
とにかく1時間ずつ、2日に分けての放映ですが、1時間ずっと笑いっぱなしかもっていうくらい愉快なドラマです。
共演の母親役が竹下景子さんなんですけど、竹下さんもかなりはっちゃけている感じです。冒頭から腹話術なんですけど、「口動いてますけど?」みたいなお約束の突込みがかなり笑えます。
兄役の荒川良々とか、インド料理屋のオヤジや、お父さん、出ている人みんなとてもおかしくて、笑えます。
爆笑必須のドラマです。
てるこは、ガンジス河へ飛び込めるのか?!
てるこ@長澤の(内面外面の変化)成長ぶりを爆笑しながらじっくり見届けてください。
放映は10月5日、6日(2夜連続)23:15~24:10テレビ朝日系列全国ネット。
番組のHP:http://www.nagoyatv.com/ganges/index.html
撮影秘話満載のブログ:http://www.nagoyatv.com/yongo/blog_top.sms
以下出演者とプロデューサーのコメントです。
長澤まさみ(主役:たかのてるこ役)
バタフライについて、自分が出せる力は出せたと思いますし、すごく達成感があります。
原作を読んだときから、「ガンジス河で是非泳ぎたい」と思っていたので、晴れ晴れとした気持ちで一生懸命泳ぐことができ、すごく気持ちよかったですし、本当にすっきりしました。是非楽しみにしてください。
塚本高史(インドで出会う日本人シンゴ役)
とにかく暑かったですね。
ブッタガヤでは51.1度まで気温が上がりましたから。ですから「暑い」というのが、インドの強烈な印象です。
また「辛い料理」が苦手なので、カレーをはじめインド料理は辛いものが多いので、苦労しました。だから、たまに食べに連れて行ってもらった日本料理が本当においしかったです。
インドで楽しかったと事は「値切り」ですね。コルカタのナイトマーケットにお土産を買いに行ったのですが、意外と値切れることがわかって、すごく楽しかったです。
太田雅人プロデューサー
インドロケ最大の見所はなんといっても、タイトル通り「ガンジス河でのバタフライシーン」です。3週間のインドロケを通じて、どんどんたくましく成長していった長澤まさみさん。6月3日で二十歳になった彼女が、いよいよバラナシに到着し、ガンジス河でバタフライの撮影に。
この日のために、元オリンピック代表の井本コーチのもと、日本でバタフライの練習を敢行しました。
忙しい中、数回しか練習はできませんでしたが、すばらしい運動神経で、コーチと区別がつかないほどに、綺麗なフォームで泳げるようになりました。
しかし、実際に泳ぐのはプールではなく本物の河。水泳選手でもなかなか難しい、このガンジス河でのバタフライに臨みました。
いよいよ本番、2台のカメラがスタンバイし、失敗の許されないバタフライシーンの撮影が。その結果は・・・ご期待ください。