東欧の小国からNYに着いたら祖国でクーデターが起きていて、パスポートが無効になり、英語が一言も話せないのに、帰国も出来ず、入国も許されず。
じゃあどうすればいいのか…って、空港の国際線ターミナルに滞在するように。
ありえないだろ~と思うけど、こういう馬鹿なことが、起き得てしまうのが法律の穴というか、おかしいところ。

だからって実際に空港に住んじゃう人はいないと思うけど(^ー^;。
英語を覚え、仕事を見つけ、友達を作り、恋もする。
空港っていう特殊なところだからこそ、可能かもしれない。
空港って広くて、常に人が出入りしているから、人が一人くらい住んでてても分からないんじゃないかと思える節はありますね。
しかし、彼はどうしてNYに来たがったのか、こんな苦労をしてもまで残りたがった理由はなにかが、映画のキー。
トムハンクスはさすが、「いい人」オーラをすごく出してて、思わず感情移入。
周りの役者もすごくよくて、移民の国アメリカならでは、空港の中でも、基盤の仕事をしているのは、やはりノンネイティブばかりで、英語もたどたどしかったり、でも仲間意識が高くて。
そういう友情~ってのに泣けた~(T_T)
ただ、最後はちょっと、え?あれれ?って感じで、最後に至るまでの間にぐぐーって盛り上がって。へ?みたいな幕切れで、ちょっと最後納得いかない感じだったけど。
ホリデーシーズンにぴったりな映画だとオススメしておきましょう。