森山良子が亡くなったお兄さんを思って書いたという「涙そうそう」がモチーフの小説を映画化。
自分の店を持つことを夢見て一生懸命働く兄と、沖縄の島で純真に育った優等生の妹。
幼いころ再婚することによって兄妹となった二人のお互いを思う心を描いた作品。
涙そうそうっていうタイトルから、泣ける映画だろうと思って見に行ったんだけど、妻夫木君と長澤まさみの二人の笑顔がすごくまぶしくてかわいくて、それが涙の切ないシーンをより印象的にしていた気がする。
母親のシーンとかはちょっとベタな感じがして、脚本的にはどうかなぁと思ったりもしたけど、主演の二人がすごく魅力的で、結構引き込まれた。
途中出てくる脇役の人があまり沖縄っぽくなくて ちょっと、違和感を感じる部分もあったけどね。
最後にかけてたくさん泣けるシーンがあるので、泣きたい気分のとき、いってみてはいかがでしょう。