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レディインザウォーター
シャマラン監督の映画、だけど、今回はミステリーではなく、どんでん返しものではなく、ちょっと地味な感じのするファンタジー。
これまでとちょっと違うような、それでいて、シャマランらしいメッセージ性とかを含めた作品になってる。
水の精、韓国人のおばちゃんの語る、おとぎ話の物語に出てくる水の精や、守護人、ヒーラーなどが、同じアパートの中にいて、主人公?のおっちゃん(管理人:クリーブランド)を通じて、集まり、一致団結して、水の精の彼女のために戦う?
世界を象徴するとかいろんな解釈があるみたいだね。ヒッピーがいたり、アジア系、インド系、ヒスパニック系、いろんな人がいて、協力し合って何かをなすというのは、現実であまりないかもしれないけれど、それがこの映画では実現している。
シャマランが見せたかったものはそういうものかも?
水の精の敵の狼のような、生き物がいるんだけど、それがちょっと怖い。いきなりガオーって出てくるので、ちょっとびくびくしながら見てた(笑)小心なもので(笑)
その獣が怖がるサルのような生き物はこの世で一番恐ろしく、残酷なことをするっていう生き物なんだけど、仲間を殺し、他の生き物を殺し、一番残酷な生き物なんて、明らかに人間をあらわしているんだろうなと。
主人公もおっちゃんだし、見てて、きれいとかすごいっていう感じは受けないんだけど、アパートの住人の描写だとか、シャマランから見たアジア人っていうものはこうなのかなとか、彼の伝えたかったメッセージって何だろうっていうこととか、考えながら、ちょっと引き込まれて見てた。
当然というか、毎度というか、シャマラン自身も出ているんですけど、今回はかなりたっぷり出てますっていうか、かなりおいしい役どころ(笑)欲が出たのかしら(笑)。でも彼の風貌とか、結構雰囲気にあってたり(当然?)
エンターテイメント性という面からいうと、前の数作のようなイメージからはかけ離れているかもね。私は嫌いではないけども。。。
by inunohoshi | 2006-10-16 01:43 | 映画
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