ついにまた一人。
源さんが口にしたこと、そのまま。
平助…悲しい立場だったねえ…。最後までなんとか生き延びさせようとした試衛館メンバーに、それでもあえて戦いを挑み、刃を向けた。
それはそれで、平助の正義というか、存在意義みたいなものだったんじゃないかなぁ…。
ところで、平助の最期のシーンは、勘太郎さんの独壇場ですが、刺されて「うっ」ってなるシーンが、歌舞伎の見栄みたいになってたね。
をを~歌舞伎役者だなぁ~と思ってしまった。
悲しいシーンだったけど、そんな事を..。
伊東さんも、最期悪い人じゃない部分が描かれてたね。
結局は世を憂い、新しい世界を夢見る人だった。
ただ、他の人と同じではなく、あいいれなかったのが悲劇。
近藤さんとも和解で別れると…実際はそうではなかったかもしれないけど。
前の観柳斎の回にしてもそうだけど、あえて憎まれ役で終わらせない、
それぞれに生きる道があったのだという、こと?
救いを残すというか。
そのあたりに、三谷さんのこだわりを感じる。